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絵画の保存の敵

絵画は環境の変化に非常に敏感な芸術品です。美術館では、作品に有害な紫外線(UV)をカットし、照度を画材に合わせて適正(一般に50〜200ルクス)に保ち、湿度は50〜60%(±5%)程度で厳密に一定管理しています。 これらの光、熱、湿気の急激な変化は、顔料の変色や、支持体であるキャンバスや木枠の収縮・ひび割れを招く最大の敵だからです。文化遺産を後世に残すため、展示室の裏側では徹底した環境制御が行われています。

美術館の収蔵庫(低温保存室)
アモン・カーター・アメリカ美術館の収蔵庫、Wikimedia Commons(PD) 展示されていない作品は、温度と湿度が厳密に制御された収蔵庫で保管されます。低温・低湿環境を維持することで、作品の劣化を最小限に抑えています。
作品保管用のフラットファイルキャビネット(マップ収納棚)
美術館の作品保管用キャビネット(2010年)、Wikimedia Commons(PD) 紙に描かれた作品や地図などは、光を遮断し水平に保つことができる専用の薄い引き出し(フラットファイル)に収納され、物理的な損傷や退色から守られます。

この知識を活かして、作品をレベルアップしましょう!

写真をアップするだけで、約30秒で構図・明暗・色の改善点が具体的に届きます。