#134

油絵の乾燥は“酸化重合”

油絵具の「乾燥」は、水彩やアクリルのような水分の「蒸発」とは根本的に異なる化学反応です。空気中の酸素と油(乾性油)が結合して固まる「酸化重合」というプロセスを経るため、完全硬化には非常に長い時間(半年〜数年)がかかります。特に表面が乾いていても内部はまだ液状であることが多いため、乾燥前に不用意に触れたり上塗りしたりすると、縮み(チヂミ)や亀裂の原因となります。

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