#269

筆の“含み”は線の表情になる

筆にどれだけ水や絵具を含ませるかによって、描かれる線は全く別物になります。たっぷりと塗れた筆(潤筆)は、滑らかで瑞々しい線を描き、水分が枯れた筆(渇筆)は、かすれた荒々しい線(カスレ)を描きます。岩のゴツゴツした感じを渇筆で、流れる水を潤筆で描くなど、運筆のスピードと水分量を操ることで、線そのものに質感と感情を宿すことができます。

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