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背景を少し“寒色寄り”にすると奥に引く
背景に青や青紫などの「寒色」を使うと、その部分が奥に引っ込んで見える「後退色」としての心理効果が働きます。これは、遠くの景色ほど大気中の微粒子の影響で青みがかって霞んで見える「空気遠近法」の原理に基づいています。 手前のモチーフに「暖色」を、遠景に「寒色」を配置すれば、細密な描き込みに頼らずとも、色相の温度差だけで画面に深い奥行きと広大な空間を演出できます。レオナルド・ダ・ヴィンチも多用したこの技法は、視覚的なリアリティと情緒的な静寂を同時に生み出すための極めて強力なメソッドです。
この知識を活かして、作品をレベルアップしましょう!
写真をアップするだけで、約30秒で構図・明暗・色の改善点が具体的に届きます。