#071

石は“角”より“面”

自然物の岩や石を描く際は、輪郭線で形を追うのではなく、複数の「面(プレーン)」の集合体として構造的に捉えることが重要です。光が当たる面、中間面、影になる面を多面体のように描き分ける「面分析」を行うことで、石特有の硬質感と重量感を表現できます。エッジ(稜線)の処理も重要で、割れた直後の鋭いエッジと、風化して丸みを帯びたエッジを描き分けることでリアリティが増します。岩の裂け目や苔などのディテールは、全体のマッス(量塊)を損なわないよう、大きな陰影のさらに内側に描き込むのがコツです。

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