#075

鼻は“穴”より“面”

鼻を描く際、鼻孔という「点」から描き始めると立体感が損なわれます。鼻は「鼻根(付け根)」「鼻背(筋)」「鼻尖(先)」「小鼻」からなる多面体ブロックとして捉えることが重要です。光源を想定し、鼻の側面や底面に落ちる「フォームシャドウ(形が作る影)」を正確に置くことで、高い鼻の存在感は自ずと浮かび上がります。

鼻の穴は、単独のパーツではなく「底面の影の中に存在する空洞」として描写するのがコツです。境界を少しぼかし、コントラストを抑えることで、鼻の下に自然に馴染みます。軟骨の形を意識した「面取り」によるアプローチこそが、洗練された鼻を描き出す鍵となります。

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