#266
日本画は“胡粉”で白を作る
日本画特有の白絵具である「胡粉(ごふん)」は、牡蠣の貝殻を砕いて作られた天然素材です。チューブの白とは違い、温かみのある独特のマチエール(質感)と、半透明な被覆力を持っています。薄く何度も塗り重ねることで、陶器のような滑らかな肌や、柔らかな花びらの質感を表現できます。日本画における白は、単なる色ではなく、物質感そのものです。
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