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絵画と写真の関係

19世紀前半に発明された写真(ダゲレオタイプ等)の登場は、画家を「現実を正確に記録する」という長年の義務から解放しました。この歴史的転換点は、後の印象派の誕生に大きな影響を与えました。 モネやルノワールたちは、カメラの一瞬の記録とは異なる、刻々と移ろう光の変化や、画家の主観的な目と心を通した「感じたままの世界」の表現へと大胆に舵を切り、絵画表現をより自由で内面的なものへと進化させていったのです。

1846年に撮影されたダゲレオタイプ(銀塩写真)
トーマス・カーライルのダゲレオタイプ(1846年4月)、Wikimedia Commons(PD) 初期の写真技法ダゲレオタイプ(銀板写真)は、当時の人々が驚くほど精細な像を生み出し、画家を含む美術界に大きな衝撃を与えました。
1839年製のダゲレオタイプカメラ
シュス兄弟社製ダゲレオタイプカメラ(1839年)、WestLicht写真博物館(ウィーン)、Wikimedia Commons(PD) 最初期の市販カメラ(Giroux版と並ぶ)。写真(ダゲレオタイプ)の登場が、絵画の「記録」としての役割を根本から変えることになりました。

この知識を活かして、作品をレベルアップしましょう!

写真をアップするだけで、約30秒で構図・明暗・色の改善点が具体的に届きます。